理事長メッセージ

豊かな人間性を養い、
自立した女性の生き方を身につけてください。

 甲子園学院は、1941(昭和16)年に甲子園高等女学校として創設され、学制改革により甲子園学院中学校・高等学校となり、以降、幼稚園、小学校、短期大学、大学、大学院を設置し関西有数の総合学園として発展してまいりました。創立者(校祖)は男女共同参画社会をこの時にすでに予見し、社会における女性の役割の重要性に着目しておりました。爾来、甲子園短期大学では、この創立者の創設意図に基づき、その教育信条を集約した校訓三綱領である「黽勉努力」「和衷協同」「至誠一貫」を建学の精神として教育の根幹に据え、女子教育の充実と発展に努めてまいりました。
 本学では、優しい女性であるとともに至誠の心と協同の社会性を基に、専門的な知識と技能を兼ね備えた自立した人材の育成をめざし、教育・研究活動を誠実かつ堅実に積み重ねてまいりました。その結果、多くの優れた人材を世に輩出することができ、社会の各界各方面から高い評価を得ております。
 次世代を担う若い皆さんが、本学で学ぶことにより教養を深め、崇高な倫理観と豊かな人間性を養い、社会へ飛翔するための専門性と実践力をしっかりと修得されることを心から期待しております。

甲子園学院理事長・学院長 久米 知子

甲子園学院理事長・学院長

久米 知子

学長メッセージ

「生き甲斐は学びから!」

 本学は、関西を代表する環境学習都市・西宮市にあり、西宮七園の一つである「甲子園」の名を冠して昭和39(1964)年4月に、“自立し、社会に貢献できる女性の育成”を使命として誕生しました。学校法人甲子園学院の校訓三綱領「黽勉努力」「和衷協同」「至誠一貫」を建学の精神に据え、幅広い一般教養と専門的な知識・技能の上に、優しさと思いやりを兼ね備え、誠実に努力を積み重ね、これからの社会の発展に貢献できる人材の育成を教育理念としています。
さて、現在は世界中が新型コロナウイルス感染対策に追われていますが、これに加えてSDGsの17のゴールの一つにもある地球温暖化への取り組みが喫緊の課題であり、自然環境の変化と自然災害の激甚化、巨大地震の高い発生確率予測、そしてAI化の進展、国際秩序の維持が大きなうねりとなって我々に新しい生活様式への対応を迫ってきています。そこでポストコロナ社会では、情報処理能力と共に専門性と教養的・総合的知識及びコミュニケーション力が、併せて社会貢献を果たそうとする気概を持つ人材が求められてきています。
本学では「生き甲斐は学びから!」の考えのもと、with & postコロナ社会にあっても安全で安心できる教育環境及びICT教育環境の整備に努める中で、学生一人ひとりのニーズに対応したきめ細かな指導と支援を展開しています。これからの変革期の社会で生き甲斐を感得し、世の高い評価と信頼を獲得できるよう共に歩んでまいりましょう。

甲子園短期大学長 早坂 三郎

甲子園短期大学長

早坂 三郎

⟨ 全学アドミッション・ポリシー ⟩

(入学者受け入れポリシー)

  • 1

    高等学校で学んだことを継続的・発展的・多面的に捉え、発信していこうとする人。

  • 2

    目的意識をもって、主体的にチャレンジできる人。

  • 3

    教養を深めて、専門的な知識と技能を獲得するために自ら努力しようとする人。

  • 4

    豊かな感性と創造力、コミュニケーション能力を有し、社会の一員として自覚と責任感をもって行動できる人。

  • 5

    他者と協力しながら共に学び、社会に貢献しようとする意欲のある人。

人間教育を軸とした

甲子園学院の3つの校訓

びんべんどりょく
【黽勉努力】

自らの意思に従って勉め励むこと

わちゅうきょうどう
【和衷協同】

心を同じくして互いに力を合わせること

しせいいっかん
【至誠一貫】

真心をもって一筋に貫くこと

甲子園短期大学で
身につく5つの能力
  1. 自律力
    将来への目標設定
    自らの将来に向けて、目標を明確に設定することができる
    継続的努力と学習
    目標達成に向けて自らを振り返り、努力を継続することができる
  2. コミュニケーション力
    相互理解
    コミュニケーション力を高め、互いの理解をはかることができる
    協働の精神
    互いの理解を深め、力を合わせて実行することができる
  3. 社会貢献力
    規範意識と倫理観
    高い規範意識と倫理観をもつための努力ができる
    社会貢献
    真心をもって誠実に行動し、社会貢献をすることができる
  4. 展開力
    実践場面での活用
    専門的知識や技能を実践場面で活用することができる
    主体的行動
    学んだ知識や技能を基礎に、継続して学び続けることができる
  5. プレゼンテーション力
    情報活用と発信
    適切な情報を選択し、自ら考え他者に提示・発信することができる
    継新たな価値の創造
    専門的知識や技能を活用し、現代社会に対応した新たな価値を創造できる